産業
ロボットアームとの通信および制御を行うために設計されたクロスプラットフォームアプリケーションです。ロボットアームの操作は、実機の位置やアライメントをリアルタイムで完全に反映する3Dモデルによって支援されます。
ユーザーインターフェースは、モダンで視認性の高いデザインを採用しつつ、手動作業や現場作業を行うオペレーターの実務ニーズにも適合するよう設計されています。
本プロジェクトにおいて、Somco Softwareは設計からロボットとの連携実装まで、アプリケーションレイヤー全体を担当しました。
優れたデザインは、実際にそのアプリケーションを使うユーザーを正しく理解することから始まります。しかし、この視点は見落とされがちです。本プロジェクトでは、実際のユーザーと実際の作業環境に重点を置いて設計を進めました。現場で手作業を行う担当者がアプリを使用する場合、手袋を着用していること、大きな手で操作すること、注意を長く割けないこと、そして迷いながら操作している余裕がないことを前提に考える必要があります。
デジタルツインとは、物理的なロボットアームをリアルタイムで3D表示したものであり、装置から取得されるライブデータと常時同期されています。ロボットのあらゆる動作、位置、アライメントが、アプリケーション上に即座に反映されます。
このアプローチにより、従来の操作パネルや数値データだけでは得にくい、機械やロボットの挙動に対する直感的な理解と、即時の視覚的フィードバックをユーザーに提供できます。
私自身、このプロジェクトに実際に携わり、監修する機会がありました。その中で改めて感じたのは、私たちの仕事の魅力は、現実の課題に対して本当に機能するものを形にできることです。デジタルツインはロボットの仮想的な複製にすぎないとも言えますが、重工業をはじめとする多くの企業にとっては欠かせない存在です。製造工程全体や、そこで行われているさまざまなオペレーションを可視化する必要があるからです。プログラミングとハードウェアが交差するこうしたプロジェクトには、大きなやりがいがあります。 Jakub Wincenciak - リードソフトウェアエンジニア
本プロジェクトをはじめ、多くの案件において、私たちはROS(Robot Operating System)をその設計思想も含めて実装してきました。ROSが現代のロボティクスや産業用ソフトウェアにどのように活かされるのか気になる方は、実務で得た知見と経験をまとめたブログ記事をご覧ください。
本アプリケーションは、HMI開発に適したQtフレームワークを用いて構築されています。Qtにより、高いパフォーマンスと信頼性を維持しながら、応答性に優れた視覚的に豊かなインターフェースを実現できます。クロスプラットフォーム対応という特長もあり、複数のデバイスやシステムに展開する必要がある産業用・組み込み向けHMIに最適です。
Qtは当社が活用する開発技術の一つですが、Somcoが公式Qt Service Partnerとして認定されている点も、大きな強みの一つです。
Qt、組み込みLinux、デザイン、産業用ソフトウェア、3D、コネクティビティに精通したスペシャリストが直接対応します。ゼネラリストや若手任せではありません。
UX/UI、プロダクトデザインから、組み込みシステム、Qt開発、テスト、ドキュメント作成まで、すべてを連携の取れた単一チームで対応します。
アイデアを迅速に実用的なソリューションへとつなげます。整備された開発プロセス、実績あるツール、経験豊富なチームにより、プロジェクトを数か月ではなく数週間で開始できます
あらゆるご質問にお答えし、プロジェクト成功に向けた最適な進め方をご提案します。
フォームにご記入いただければ、担当者より追ってご連絡いたします。
代表取締役CEO