ソリューション
組込み機器の脆弱性を発見・対策し、製品リリース後も継続的に監視。医療機器からIoT製品まで、開発チームの負担を増やさずにEU CRA、MDR、FDAへの対応を支援します。
新規開発・既存製品を問わず、まずはセキュリティ監査やワークショップを実施し、脅威モデリングを行います。保護すべき資産やリスクを洗い出し、必要なセキュリティ要件を明確にします。
設計段階からセキュリティを組み込む「セキュリティ・バイ・デザイン」を実践します。Secure Boot、暗号化、デジタル署名付きアップデート、OSのハードニングなどを実装し、各対策の検証と結果の文書化まで対応します。
製品リリース後もセキュリティ対策は欠かせません。ソフトウェアの脆弱性を継続的に監視し、影響を評価。必要な対策や期限内の報告までサポートします。
Bio-Radは、ライフサイエンス研究と臨床診断の分野で世界をリードする企業です。同社の次世代PCR分析装置を対象に、初回のサイバーセキュリティ評価を実施しました。 リスク分析と脅威モデリングを通じて、保護すべき資産を特定し、必要なセキュリティ要件を体系的に整理しました。さらに、それらを具体的な開発タスクに落とし込み、対策の実装まで担当しました。 未使用ポートの閉鎖やYocto Linuxのシステムイメージの最小化により、攻撃対象領域を削減。ハードウェアベースの暗号化を活用して保存データと通信データを保護するとともに、Secure Bootやセキュリティログなどの対策も導入しました。
ViscoTecは、精密な定量供給・塗布システムを製造するドイツ企業です。同社の製品と開発プロセスにはEU CRA対応に向けた大きな課題があり、さらに技術的負債も蓄積していました。 そのため、文書作成に着手する前に、まずシステム基盤の刷新から取り組みました。Windowsベースのソフトウェアを新しいハードウェアへ移行し、Torizon OSをベースとしたカスタムLinux環境を構築。これに伴い、コードの大規模な移植やQtを含む依存ライブラリの更新を実施しました。 その後、Secure Bootと、暗号化・デジタル署名に対応したオフラインアップデート機能を実装。更新前のバージョンに戻せるロールバック機能も追加しました。システムイメージを必要最小限に整理し、最後にSBOMと今後の保守に必要な文書を整備しました。
Enbio Group AGは、医療・歯科・美容分野向けに、小型で高速なクラスBオートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)を開発・製造しています。同社のEnbio PROは、米国FDAへの初回510(k)申請を控えていましたが、必要なサイバーセキュリティ文書が不足していました。2023年10月以降、FDAは対象となる医療機器について、必要なサイバーセキュリティ文書がない申請を受理しない方針を適用しています。 私たちは、わずか2週間で申請に必要な文書一式をゼロから作成しました。ファームウェアとその構成要素を網羅した機械可読形式のCycloneDX SBOMに加え、製品ライフサイクル全体を対象とするサイバーセキュリティ管理計画を策定しました。 さらに、包括的な脆弱性評価を実施し、検出事項を整理した一覧と残留リスク報告書を作成。Enbioは必要な書類を揃えて申請し、追加の修正要求を受けることなくFDAに受理されました。
数多くのセキュリティ評価・実装プロジェクトで培った経験をもとに、効率的なプロセスを確立しました。標準化された手順とテンプレートを活用し、各プロジェクトを着実に進めます。 技術的な作業は私たちが担当するため、お客様のチームにご協力いただくのは、本当に必要な場面だけです。 規制対応の期限が迫る中でも、無駄を省き、スピーディーな導入を実現します。
セキュリティ監査・キックオフワークショップ
01
脅威モデリングと保護対象資産の特定
02
セキュリティ要件の策定
03
セキュリティ対策の実装
04
テストと文書作成
05
継続的な脆弱性監視
06
セキュリティ対策は製品リリースで終わりではありません。サブスクリプション型の監視サービスで、開発チームに代わって脆弱性を継続的にチェックします。
組込み機器には、数多くのオープンソースソフトウェアやサードパーティ製コンポーネントが使用されています。これらを公開脆弱性データベースと毎日照合し、新たな脅威を早期に検知します。
製品に影響する脆弱性が見つかった場合は、リスクを評価し、必要な対応を具体的にご案内します。脆弱性が実際に悪用されている場合、EU CRAでは原則24時間以内の早期警告が求められます。期限内に適切な報告ができるようサポートします。
開発チームや規制対応のご担当者からよくいただくご質問にお答えします。
主にEU CRA、MDCG 2019-16ガイダンスを含むMDR、および米国FDAのSection 524Bと市販前サイバーセキュリティガイダンスに対応しています。必要となる技術的なセキュリティ対策の多くは、業界を問わず共通しています。
料金は、機器の種類やプロジェクトの進捗状況によって異なります。セキュリティ監査は固定料金制で、4,000ユーロからご提供しています。監査後に実装費用をお見積もりするため、ご契約前に必要な費用を把握できます。脆弱性監視サービスは月額サブスクリプション制です。
通常、ご契約から2週間以内に開始できます。初回のワークショップは、さらに早い日程で実施できる場合もあります。
まずは、対象機器の概要、システム構成、想定する販売市場とユーザーについてお知らせください。ソースコードや既存の技術文書があれば役立ちますが、監査やワークショップのお見積もり段階では必須ではありません。 その後の進め方は、私たちがご案内します。実装や継続的な監視の段階では、ソースコードと関連文書へのアクセスが必要です。なお、すべてのお客様と秘密保持契約(NDA)を締結しています。
Chief Technology Officer
まずは、お客様の製品についてお聞かせください。セキュリティ文書の作成から対策の実装まで、開発チームの負担を軽減し、製品の実効性あるセキュリティを実現します。
EU CRAへの対応期限は迫っています。まずは現在の対応状況を確認し、必要な対策を明確にしましょう。。
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