医療

LumiLaser - 医療用レーザーデバイス

組込みデバイス上で動作し、医療用レーザーの動作をシミュレーションするQtアプリケーションです。ユーザーは、あらかじめ用意された施術パターンを選択することも、設定済みパラメータを用いて独自の施術内容を作成することもできます。

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ISO 13485:2016ISO 9001:2015Qt Service ParnterTop Medical Software Developers - Clutch

プロジェクトのポイント

本プロジェクトでは、医療用レーザーデバイス向けに最適化したカスタムLinuxイメージをYoctoで構築しました。アプリケーションに必要なコンポーネントとライブラリのみを含めることで、システムの複雑さを抑え、サイバーセキュリティの向上にもつなげています。システムの対象範囲が小さいほど、潜在的な脆弱性は少なくなり、長期的な保守もしやすくなります。このイメージはQt 6にも完全対応しており、組込みプラットフォーム上でもモダンなUI表現を実現しました。

ユーザーインターフェースは、Qt QuickとQMLを用いて構築し、滑らかで応答性の高い操作体験を実現しました。アニメーションや画面遷移により、インターフェースの理解しやすさと操作時の快適性が高まり、長時間の利用でも負担を感じにくくなります。これは医療機器において特に重要であり、分かりやすさと使いやすさは、安全性やオペレーターの安心感に直結します。

デバイスの動作に関する視覚的なフィードバックを分かりやすく提供するため、Qt Quick 3Dを用いてアプリケーションに3Dモデルを統合しました。インタラクティブな3D要素により、ユーザーはシステムの状態やデバイスの挙動をより直感的に理解できます。このアプローチによって、追加の操作画面やコントロールを増やすことなく、複雑な機能も把握しやすくなります。

技術的な挑戦

GUI開発と3Dは当社の得意分野であるため、このプロジェクトで最大の課題となったのはOSレイヤーでした。カスタムYoctoイメージの構築とチューニングを行い、ディスプレイ設定、Wi-Fiおよびオーディオドライバ、システムライブラリ、さらに最新のQtフレームワークへの対応まで整える必要がありました。これらすべてを安定性とセキュリティを備えた一つのシステムとしてまとめ上げることが、最も難しく、同時に最もやりがいのある作業でした。 Michał Woźniak Head of Delivery

デモ用ハードウェア構成

展示会やカンファレンスで本プロジェクトを安全に紹介するために、実際の医療用レーザーを使用することはできませんでした。そこで、お客様のデバイスで使用されているレーザーを模擬するため、GPIOピン経由でダイオードを接続しました。

この方法により、安全上のリスクを伴うことなく、ソフトウェアの挙動、制御ロジック、ユーザー操作の流れを一通り再現でき、実際のシステム動作に即した形でデモを行うことが可能になりました。

Qt Embedded Starter Pack

このプロジェクトも、Somco Softwareの多くの案件と同様に、当社が組込みQt開発向けに確立してきた実績あるスターターパッケージをベースに進められました。これにより、開発初期のリスクを抑え、コストを削減し、より短期間で動く製品へと到達できます。

私たちは、これまでのプロジェクトで繰り返し成果を上げてきた要素を、すぐに活用できる1つのパッケージにまとめました。ハードウェア、システム構成、そして堅牢なQt基盤を一体化しています。

なぜ有効なのか

ゼロから立ち上げるのではなく、すでに動作するシステムと実アプリケーションを起点に開発を始められるためです。これにより、検証をより早く進められ、想定外の問題を減らし、最終製品までの道のりを大幅に短縮できます。

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Starter Packageに含まれるもの

01

すぐに使えるハードウェアプラットフォーム

NXP、Toradex、SoMlabs、STMicroelectronicsなど、信頼できるパートナーの動作実績あるボードに、ディスプレイ設定と検証済みドライバを組み合わせた状態でご提供します。

02

事前構成済みのシステムレイヤー

必要なコンポーネントのみを含むカスタムYoctoイメージを用意し、セキュリティ、パフォーマンス、Qt Embedded開発に最適化しています。

03

サンプルQtアプリケーション

USBアップデート、接続機能、ユニットテスト、システム連携など、実運用を見据えた機能を備えたQtアプリケーションを提供します。拡張のベースとしてそのまま活用できます。

医療ソフトウェア開発の専門性

当社は、ハードウェア、電子回路、高度なソフトウェアを組み合わせた医療ソリューションの開発を得意としています。プロジェクトの多くは、信頼性、性能、システム統合が特に重要となるSiMD(医療機器組込みソフトウェア)領域に集中しています。また、デスクトップおよびモバイル向けのSaMD(医療機器単体ソフトウェア)開発にも対応しており、DICOMやPACS機能を含む案件も数多く手がけています。

当社の開発プロセスはISO 13485:2016に準拠しており、MDRやFDA対応に必要となる技術文書の整備についてもお客様を支援しています。これにより、単に動作するソフトウェアにとどまらず、規制対応・承認取得を見据えたソリューションをご提供できます。

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では、お客様のプロジェクトについてお聞かせください

あらゆるご質問にお答えし、プロジェクト成功に向けた最適な進め方をご提案します。

フォームにご記入いただければ、担当者より追ってご連絡いたします。

Lukas Kosiński

Lukas Kosiński

代表取締役CEO

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