医療
LEM Surgical AG向けに、軟部組織手術に対応するマルチアーム型ロボット支援手術システム「Dynamis」のHMIソフトウェアを一から設計・開発しました。 2つのQt/C++アプリケーション。2年間の開発。そして、FDAクラスIIクリアランスの取得
会社名
LEM Surgical AG所在地
スイス・ベルン提供サービス
組み込みGUI開発 | UX/UIデザインLEM Surgical AGは、スイス・ベルンを拠点とする医療機器メーカーです。軟部組織手術向けのロボット支援手術システム「Dynamis」を開発しています。
Dynamisは、外科医が直接立案・操作するもとで、複数のロボットアームとセンサー/ビジョンシステムを連携させる手術支援システムです。このアプローチは、現時点で市場に確立された同等の製品が存在しない独自性の高いものです。
Dynamisは、既存の手術システムを改良したものではありません。複数のロボットアームとセンサー/ビジョンシステムを、外科医が立案した手術計画に基づいて動作させるという、軟部組織手術に対するまったく新しいアプローチです。そのため、既存のUXパターンをそのまま適用することはできませんでした。
この水準を満たすためには、インターフェースそのものだけでなく、LEM Surgicalとどのように連携し、開発を進めるかについても根本から見直す必要がありました。
Somco Softwareは、2つのアプリケーションについて、UX/UIデザインからQt/QMLによる実装までを一貫して担当しました。1つは手術計画と手術操作を担うメインインターフェース、もう1つはカート制御用の独立したアプリケーションです。 デザインはFigmaから着手し、実際の外科医から得たフィードバックをもとに、段階的な検証と改善を重ねました。 実装では、システムのリアルタイムセンサーデータやカメラ映像を表示するためのカスタムレンダリングに加え、ボリュームレンダリングエンジンとの統合にも対応しました。最終的には、LEM Surgicalの規制当局への申請スケジュールに合わせてコードベースを凍結しました。
既製のHMIを流用するのではなく、マルチアーム型ロボット支援手術システムに適したすべての操作フローを一から設計しました。
ロボットアームの制御、センサーの状態表示、手術計画までを網羅するインタラクション設計を実施。適用できる既存パターンがなかったため、デザインシステム全体をゼロから構築しました。
手術計画・操作用のメインインターフェースと、独立したカート制御アプリケーションを開発しました。いずれもC++、Qt、QMLで実装され、プロトタイプではなく、実際にリリースされ運用されています。
開発の最終段階では、LEM SurgicalによるFDAクラスII申請を支えられる精度と安定性を備えた状態で、コードベースを凍結しました。
Somco Softwareとの協業は非常に円滑で、常に真摯かつ献身的に取り組んでいただきました。Qtソフトウェア開発のエキスパートとして、自信を持って推薦します。 Matvey Rzhavskiy Software Director, LEM Surgical AG
代表取締役CEO
既存のUXパターンでは対応できない医療機器を開発していませんか?
Somco Softwareは、ISO 13485に準拠した品質体制と、実際の規制申請を支援してきた経験をもとに、医療機器向けHMIソフトウェアをゼロから設計・開発します。
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